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言葉の発達の目安【0〜3歳】1歳・2歳の月齢別早見表と関わり方

この記事のまとめ

  • 目安は「多くの子ができること」。時期には大きな個人差があります
  • ことばの前に、声・身ぶり・指さしの「やりとり」が育ちます
  • 子どもの声や指さしに、すぐ応えることが大切です

0〜3歳のことばの目安を、母子健康手帳とアメリカCDCの基準をもとにまとめました。いまの月齢のところから読んでみてください。

まず知っておきたい3つのこと

目安は「平均」ではない

CDCは「その月齢で75%以上の子ができること」を基準にしています。[2][3]

個人差がとても大きい

20か月の子でも、話せることばが50語以下の子から200語を超える子までいます。[4]

気になったら相談を

1つできないだけで遅れとは限りません。でも様子見はせず、健診などで相談しましょう。[3]

月齢別の目安と関わり方

母子健康手帳[1]とCDC[2]の目安から、ことばに関係するものを選びました。

  1. 0〜6か月ごろ

    声でやりとりを始める

    • 泣き声以外に「アー」「クー」と声を出す
    • 話しかけると声を返す
    • 声のするほうを見る

    やってみよう赤ちゃんが声を出したら、少し待って同じような声で返す

  2. 6〜12か月ごろ

    喃語と身ぶりが増える

    • 「マママ」「バババ」と声を出す(喃語)
    • バイバイなどの身ぶりをする
    • 「おいで」「ちょうだい」がわかる

    やってみよう「おむつ替えようね」など、することをことばにして伝える

  3. 1歳〜1歳半ごろ

    はじめてのことばと指さし

    • 欲しいものを指さして伝える
    • 「ママ」「ブーブー」など意味のあることばを話す
    • 名前を呼ぶと振り向く

    やってみよう指さしたものを「ワンワンいたね」とことばにして返す

  4. 2歳ごろ

    ことばをつなげて話す

    • 「ワンワン キタ」など2つのことばをつなげる
    • 絵本の中のものを指さす
    • 大人のまねをする

    やってみよう「ワンワン、走ってるね」と少しだけことばを足して返す

  5. 3歳ごろ

    会話が広がる

    • 自分の名前が言える
    • 「なに?」「どこ?」と質問する
    • やりとりが続く会話をする

    やってみよう「なんで?」には「なんでだと思う?」と聞き返してみる

くわしくは、月齢ごとの記事で紹介しています:1歳の言葉/1歳半の言葉/2歳の言葉

ぴぴ
日本の子は、アメリカの子よりことばの出始めが少しゆっくりな傾向があるんだって。[4]

ことばを育てる3つの関わり

  1. 声や指さしに、すぐ応える子どもの行動に合わせてすぐ応えると、ことばを学びやすくなると考えられています。[5]
  2. 見ているものを、ことばにすることばと、ものが結びつきやすくなります。[5]
  3. 言わせるより、やりとりを増やす1歳半〜2歳ごろの会話のやりとりの多さは、のちのことばの力と関連していました。[6]

3つめは関連を示した研究で、「やりとりを増やせば必ず伸びる」とまでは言えません[6]。話しかけの量より、やりとりを楽しむことを大切にしましょう。

気になるときは、ひとりで悩まずに相談を

  • 乳幼児健診:1歳6か月児健診と3歳児健診では、ことばの様子も確認します。[7]
  • 自治体の相談窓口:全国の相談窓口(こども家庭庁)から探せます。[8]
  • かかりつけの小児科:聞こえが心配なときや、できていたことができなくなったと感じるときは早めに。

参考文献

  1. [1]こども家庭庁「母子健康手帳 省令様式」(2023年4月施行). PDF(2026年10月18日閲覧)本文へ戻る
  2. [2]Centers for Disease Control and Prevention. Developmental Milestones. cdc.gov(2026年10月18日閲覧)本文へ戻る
  3. [3]Zubler JM, Wiggins LD, Macias MM, et al. Evidence-Informed Milestones for Developmental Surveillance Tools. Pediatrics. 2022;149(3):e2021052138. doi:10.1542/peds.2021-052138本文へ戻る
  4. [4]小椋たみ子(2007)「日本の子どもの初期の語彙発達」『言語研究』132: 29–53. PDF本文へ戻る
  5. [5]Tamis-LeMonda CS, Kuchirko Y, Song L. Why Is Infant Language Learning Facilitated by Parental Responsiveness? Current Directions in Psychological Science. 2014;23(2). doi:10.1177/0963721414522813本文へ戻る
  6. [6]Gilkerson J, Richards JA, Warren SF, et al. Language Experience in the Second Year of Life and Language Outcomes in Late Childhood. Pediatrics. 2018;142(4):e20174276. doi:10.1542/peds.2017-4276本文へ戻る
  7. [7]こども家庭庁 母子健康手帳情報支援サイト「乳幼児健康診査(乳幼児健診)について」. mchbook.cfa.go.jp(2026年10月18日閲覧)本文へ戻る
  8. [8]こども家庭庁「全国の相談窓口」. cfa.go.jp(2026年10月18日閲覧)本文へ戻る
タネ

この記事を書いた人:たねラボ編集部

論文と公的資料をもとに執筆しています。専門家による監修は段階的に導入予定です。編集方針